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【全国への】私の巫女様]【険しき道のり】


[395]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2015/07/13(月) 00:54:15 ID:???
鎌瀬 一
「そうか――ハハハハ、これは悪かったね!
そうだね、勝ち逃げなんてヒーローのやる事じゃない――その通りだ」

実はこの時、ヒーローの頭の中には "守社 早居へのハイボール" と言う考えがあった。
ショートクロス気味のパスを出せば、1試合に1回だけ撃てるあのメチャクチャな
"アトミックバズーカー" なるシュートを撃てたからだ。

撃てば入る。

核の名を冠するそのシュートは、当人への負担さえ考えなければ最強のシュートだ。
こうまで切羽詰った状況では、彼女がガッツ切れに陥ったとしても撃たせるべきだと――
鎌瀬 一の弱気な心は訴えていた。

だがしかし。
鎌瀬 一の中にいるヒーローはそれを拒否したかった。
そして、君代 命はヒーローの背中を押した。

これで引いたらヒーローが廃る。

鎌瀬 一
「君代くん。
 ヒーローって言うのはね、誰でもなれるんだ」

君代 命
「――?」

鎌瀬 一
「だが同じように――ヒーローは何時でもやめられる。
そして僕はまだヒーローで居たい、いや居させてもらう!

     ――――勝負だ、君代 命!           」


0ch BBS 2007-01-24