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1- レス

【優勝】キャプテン森崎48【エンディング】


[102]2 ◆vD5srW.8hU :2015/06/05(金) 08:43:49 ID:d18vpdcU
ミッターマイヤーとの会話で中山は何故ここに来たのかと問われる。
それに対する返答は実に彼らしい物だった。

中山「いえ、シュツットガルトには何の縁もありません。ですがこのクラブを選んだ理由は2つ…
いえ、3つと言った方が良いかな?ともあれ、理由があるんです」

ミッターマイヤー「ふむ。言ってみたまえ」

中山「まず一つ目。ブンデスリーガの他のクラブに俺が戦いたい相手が居るんです」

ミッターマイヤー「ほう…バイエルンのカール・ハインツ・シュナイダーかね?」

中山「シュナイダーもその内の一人です。他にも何人も居ます」

ミッターマイヤー「他にも何人も、か…よろしい。一人のライバルに傾倒するのは視野が
狭くなるが、複数のライバルを持ち緊張感を保ち続けるのなら有用だ。続けてくれ」

中山は欲していた。自分が知っている強者達との戦いを。

中山「二つ目はコンスタントに、そしてすぐに出場機会が欲しかった事ですね。確かに俺は
超名門クラブからも声をかけられましたが…どんなに努力してもレギュラーになるまでは時間がかかったでしょう。
下手をすれば飼い殺しにされたりレンタル移籍に出されたりするかも知れません。俺は頻繁に戦いたいんです」

ミッターマイヤー「出場機会か。クラブを選ぶ際には極めて重要なファクターだ。あえて出場困難な
環境に身を置き自分を追い込むと言う考えもあるから、どちらが良いとも言えんがな。さて、三つ目は?」

中山は飢えていた。継続的に戦い続けられる環境に。

中山「三つ目は二つ目と似た様な理由ですが…」

ミッターマイヤー「……………」


0ch BBS 2007-01-24