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【優勝】キャプテン森崎48【エンディング】
[117]2 ◆vD5srW.8hU
:2015/06/06(土) 12:43:15 ID:CYeeWqvU
二人の出会いは友好的なのか喧嘩腰なのか非常に判断が難しい物だったが、そこにはお互いを認め合う雰囲気があった。
ディアスはもとより、様々な苦難を経た翼もプロのサッカー選手らしく振る舞う事が出来ていた。
翼「色々あってね…これ以上メンタル面の隙で失敗するつもりはないよ。そこは安心していい」
ディアス「いまいち信用できねーな。ま、いいや。何がお前を変えたんだ?」
翼「別に…プライベートが安定した、とだけ言っておくよ」
ディアス「なんだ女か。月並みな奴」
翼「(やれやれ、森崎とは別の方向で付き合い辛いな…今夜、早苗に愚痴らせてもらうか)」
翼は今、心の支えを取り戻しかつてない程に安定していた。
翼は誰にも語る事はないだろう。ワールドユース大会後、日本で早苗と交わした二人きりの会話を。
早苗「翼くん…来てくれたのね…」
翼「あ、ああ…」
翼は早苗に呼び出されていた。去年ジャパンカップ終了後に二人に破局が訪れ、
彼が彼女から逃げ出した南葛市を見下ろせる小山に。
死刑囚の様な心境で現れた彼は早苗があの日と全く同じ服装をしていたのを見、
心臓を削り取る様な思いで今すぐ後ろを向いて逃げ出したくなる足を前に進めた。
早苗「何から話せば良いか分からないから…まずはこれ。あの時返し損ねた物だよ…」
翼「これは…サッカーボール?」
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0ch BBS 2007-01-24