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【優勝】キャプテン森崎48【エンディング】


[125]2 ◆vD5srW.8hU :2015/06/07(日) 11:28:16 ID:j1NDR9eE
カルロス「なるほど…勝手な推測だが、ジャイロにとってサイクロンは己の誇りではなく、
己の敗北の象徴だったのかも知れない。きっとお前にサイクロンに頼らず強くなって欲しかったんじゃないか?」

コインブラ「…そうかも知れない。親父は俺に何も要求しなかった。クラブやブラジル代表に入れとも。
今になってようやく分かる気がするんだ。親父がサッカーを嫌いにならなかった理由を…」

一方長らくサッカークラブに所属していなかったコインブラはどうか?

南米で“勝利請負人A”として活動していたなどと言う都市伝説は詳しく知らない者には
胡散臭い事この上ない。それが事実だと知っても今度は“格下いびりをしていただけ”と見なされかねない。

なによりの悪材料はワールドユースの決勝戦後半からしか登場していないと言う客観的に見て
不可解過ぎる実績である。あれ程のパフォーマンスがマグレだったと言うのは流石にないだろうが、
それなら何故もっと早くから出さなかったのか?10番を与えられていながらチーム内で孤立していたのか?
それともコンディションに問題がありごく短時間しか出場できないのか?まさかもしやのドーピングか?

“そもそもコインブラが最初から出場していたらブラジルが勝っていただろう”と言う否定し難い声が
世界中から湧いていた事もあってコインブラは厄介な意味での話題性に尽きなかった。
もしカルロスが居なかったらコインブラのプロデビューは難航していただろう。

レアルから誘いを受けたのは当初はカルロス一人だけだった。カルロスは“もう一人お薦めの選手が居る”と
渋るスカウトを説き伏せ、フラメンゴの練習場を借りてコインブラの実力を披露したのだった。

当然スカウトは目を見開き何故これ程の選手が埋もれていたのだとコインブラを質問攻めにしたが、
ここでもカルロスが“クラブチームの年少部に入る金が無かった為ストリートサッカーの賭け試合に没頭していた”
“ブラジルユースにスカウトされたはいいもののクラブ経験の無さ故に連携に不安があった為一か八かの切り札扱いだった”
と事実の一部だけを明かす事で言いたくない部分を隠し、見事コインブラに都合の良い形のプロデビューをセッティングした。


0ch BBS 2007-01-24