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【優勝】キャプテン森崎48【エンディング】
[130]2 ◆vD5srW.8hU
:2015/06/07(日) 16:13:44 ID:j1NDR9eE
.
森崎「…達筆過ぎて読めねぇ」
ドシャッ!
陽子の顔面をテーブルに打ち付けさせた。
陽子「はぁ〜…私が読み上げるわ」
森崎「お、おう…」
庶民出身で最終学歴が日本の公立中学校と言う悲しさか、日本のビジネス界のエリート階級の
書く字は森崎には判別不能だった。呆れればいいのか責めるべきではないのか悩んだ表情の
陽子が手紙を取り返し、流石は上流階級育ちの才女と言うべき朗朗さで手紙を苦も無く読み上げる。
陽子「拝啓、森崎有三殿。前略。君の事は既に調べ上げてある。大胆不敵にして即断即決を尊ぶ男と聞いたので、
無意味な挨拶や美辞麗句は抜きにして用件のみ書く事にする…うわ、父さんがこんな書き方をしたの初めて見たわ」
森崎「へえ…まあ長々と訳分からない事を書かれるよりは良いか」
陽子「続けるわね…まずはワールドユース選手権優勝おめでとう。私はサッカーは大嫌いだが、
ただの球蹴り遊びと馬鹿にするつもりはない。どんな分野であれ、世界一になると言うのは並大抵の事ではない。
正直な話、陽子の件が無ければ我がグループのCMのオファーを出したい位だ。だが現実として例の件がある」
森崎「……………」
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0ch BBS 2007-01-24