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【優勝】キャプテン森崎48【エンディング】


[133]2 ◆vD5srW.8hU :2015/06/07(日) 16:18:58 ID:j1NDR9eE
二人の話題は勿論サッカー。二人の過去も現在も未来もサッカーが占めている。
やりたい事を思いっきりやれて、それで金と名声と達成感を得られる二人は間違いなく幸せなのだろう。
そこに互いを理解しあえるパートナーが居るのなら、きっとどんな苦難にも負ける事はない。

森崎「陽子の方はどうなんだ?今日本サッカー協会は超忙しいんじゃないか?」

陽子「うーん、協会は確かにそうだけど私はどちらかと言えば下っ端だからそこまででもないのよね。
兄さんなんか過労死するんじゃないかって言う勢いで走り回っているから、心配なんだけど…
私は今度は欧州の方を担当する事になったから、実は今はちょっと暇な位よ」

森崎「へえ?欧州でどんな事をするんだ?日本人選手のサポートか?」

陽子「うん、それも仕事の一つだわ。だけどそれは基本的に選手達の代理人任せだから、
それよりももっと重要な仕事があるのよ。欧州のプロリーグをキッチリと参考にしなくちゃね」

森崎「リーグを参考に?…まさか」

日本サッカーの次元その物が変わったこの時代に生きた者達は後に生ける伝説となる。
選手として試合と言う前線で戦った選手達。支持者として競技普及に努めた関係者達。

陽子「そう…遂に日本にもプロサッカーリーグが出来るのよ。その名も、Jリーグ!」

森崎「Jリーグ…!」

陽子「貴方に憧れた少年達が、未来の日本代表を目指して戦う為のプロリーグよ!」

彼らの中でも特に功績が大きく、良くも悪くも大目立ちした一人の男がこう呼ばれている。

森崎「よーし、この日本代表キャプテン森崎有三が後輩達をいっちょ揉んでやるか!」

日本サッカーの歴史に大いなる覇王あり。その名はキャプテン森崎。


0ch BBS 2007-01-24