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【優勝】キャプテン森崎48【エンディング】
[15]森崎名無しさん:2015/05/19(火) 12:25:39 ID:???
しかも書くのここじゃない
[16]森崎名無しさん:2015/05/19(火) 13:26:28 ID:???
エンディングに参加したくて初めてここに参加してくれたのかな?
でもルールとか時間はちゃんと読んでほしいな
[17]2 ◆vD5srW.8hU
:2015/05/20(水) 09:29:03 ID:G5hlEwCQ
>D 「よーし、わざわざ駆けつけてくれたサポーター達にお礼するか!」殊勝な事を言った。
三杉「うん?君にしては随分常識的でスポーツマンらしい行為だね?」
森崎「ヘッ、俺だってそんな気分になる事もある。ファンの賞賛ってのも気持ちいいしな」
松山「うんうん!なんだかんだ言って結局お前も爽やかな所あるよな!」
らしくない事を言った森崎には早速突っ込みが飛んでくるが、毒舌を吐いた三杉も笑顔を崩していない。
省36
[18]2 ◆vD5srW.8hU
:2015/05/20(水) 09:30:17 ID:G5hlEwCQ
タッタッタッタッ…
日本応援団「おおっ、皆が来たぞ!」「おめでとうおめでとう全日本ユース!」「感動したわ!もう死んでも良い位!」
「最後の最後までスーパーセーブだったぞ森崎―っ!お前が最強だーーーっ!!」「森崎くーん!こっち向いてーっ!」
「翼先輩ーっ!貴方はやっぱり俺のヒーローです!」「今日だけは褒めてやるぜ、日向!」「中山さん!中山さん!」
『ニッポン!ニッポン!ニッポン!ニッポン!ニッポン!ニッポン!ニッポン!ニッポン!ニッポン!』
省41
[19]2 ◆vD5srW.8hU
:2015/05/20(水) 09:31:48 ID:G5hlEwCQ
勿論この時、天国の裏には地獄がある。
ザガロ「………クソが」
ディウセウ「…まいった。まいった」
ジェトーリオ「あーあ…また悪夢か…」
アマラウ「畜生ぉおおおおおおお!!」
ドトール「…無念だ…」
トニーニョ「……………」
ネイ「グスッ…ひっくっ…」
ゲルティス「疲れた…」
誰かが力なく地面をスパイクで削り、誰かが顔を手で覆い、誰かが男泣きを始め、
誰かが喉を抑えて押し黙り、誰かが溢れ出てくる涙を拭い、誰かが深く深く溜息をつく。
省47
[20]2 ◆vD5srW.8hU
:2015/05/20(水) 09:33:35 ID:G5hlEwCQ
だが一人だけ例外が居た。
コインブラ「………」
森崎「お?」
ブラジルユースの10番を背負っていながらブラジルユースの一員とは言い難かったコインブラ。
彼は自分でも何故か分からないまま気がつけば全日本ユースの選手達に近づき、
偶然端っこに移動して騒いでいた森崎と視線を合わせていた。
森崎「なんだ?負け惜しみでも言いに来たのか?」
コインブラ「…一つ聞きたい」
森崎「…何だよ」
コインブラ「お前には今…何が見えている?」
省35
[21]2 ◆vD5srW.8hU
:2015/05/21(木) 10:43:50 ID:AcWoJH7Y
>D 「教えてやらねーよ。自分で確かめてみな…出来るもんならな!」
コインブラ「…なに?」
コインブラの問いかけは答えられる事は無かった。
それは悪意による物かと一瞬彼は鼻白むが、続く森崎の言葉に目を見開いた
森崎「こいつはナンバーワンになった奴の特権だ。これを見たいから
誰もかもがナンバーワンになりたがり、その為に努力するんだよ。
ま、俺を敵に回しちまった奴らは不運だったと諦めてもらうがな!」
省25
[22]2 ◆vD5srW.8hU
:2015/05/21(木) 10:45:07 ID:AcWoJH7Y
コインブラ「俺、か…俺は…」
森崎「………」
コインブラ「…何なんだろうな。もしみつかったら、その時は………」
ザッ、ザッ、ザッ…
森崎「あっ!おい!おい!………ったく」
結局二人はお互いの問いに答える事が無く離れていった。
森崎「(全く…最初から最後まで訳が分からない奴だった。一体どうやって
誰にも知られずにあんな力を身に着けやがったんだ?そういや観客は
スーパーストライカーって呼んでいたな。まさかあのジャイロの関係者!?
省30
[23]2 ◆vD5srW.8hU
:2015/05/21(木) 10:47:00 ID:AcWoJH7Y
今日はここまで。
能力値公開スレに全日本ユースキャラの未収得技・スキルリストも載せました。
[24]2 ◆vD5srW.8hU
:2015/05/22(金) 11:26:05 ID:X1I/dAE2
コインブラ「(モリサキに勝てば………か。だが、俺にはもう…)」
森崎との対話で個人的に得る物がいくつかあったコインブラだったが、
チームメイト達の近くに戻る彼の顔は晴れず足取りは重かった。
コインブラ「(俺にはもう、セレソンとして戦う機会は…)」
ブラジルユースの選手達は皆涙を堪えたり、あるいは堪え切れず泣いていたりと酷い有様だった。
そして今までずっとそうだった様にコインブラは例外だった。彼は涙を流せず、泣きたいとも思わなかった。
省36
[25]2 ◆vD5srW.8hU
:2015/05/22(金) 11:28:20 ID:X1I/dAE2
だがカルロスの発した言葉は彼の恐れていた物とは真逆の言葉だった。
カルロス「残念だったな、コインブラ」
コインブラ「?………カルロス!!」
最初の数秒間、コインブラは何を言われたのか分からなかった。
それが拒絶の言葉ではない事を理解した瞬間素っ頓狂な声を上げてしまう程に。
カルロス「試合には負けたが、お前は良く戦ったよ。だがコインブラ、俺達のサッカーは今日が終わりじゃない。
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0ch BBS 2007-01-24