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【優勝】キャプテン森崎48【エンディング】


[30]2 ◆vD5srW.8hU :2015/05/24(日) 11:57:43 ID:0P5icIdE
ブラジル代表として戦い続け、再び栄光を狙う事を誓った選手達。
だが彼らと違い最早それすら許されず、未来を断たれた者も居る。

少しずつ収まりつつある観客の罵声と非難をかいくぐる様にベンチに戻った
彼らを迎えたのはサンタマリアを初めとするベンチメンバー達の真っ青な顔だった。

カルロス「サンタマリア…すまない、俺達は勝てなかった…」

サンタマリア「違う!そんな事はどうでも…良くはないが、俺達はまだ取り返せる!
まだブラジル代表にはなれる!だが…だがもう監督は…!」

コインブラ「ッ…!」

カルロス「監督…そうだ、監督は!?」

マウリシオ「幽霊っていうか、ゾンビみたいな顔色と表情で控室に…」

コインブラ「(お、俺のせいだ…俺がちゃんとチームに溶け込んでいれば…!)」

ゲルティス「追うぞ。こういう時、一人にさせてはいけない」

カルロス「ああ!」

ブラジルユース監督、ロベルト本郷。
かつてブラジル代表として戦い、志半ばに網膜剥離での引退を余儀無くされる。

そして今、指導者としてブラジルユースを世界一に導けなかった彼が
今後どんなキャリアしか望めないか。彼らは非常によく分かっていた。

タッタッタッタッ…

小走りで廊下を駆けすぐに控室のドアの前に辿り着くブラジルユースの面々。


0ch BBS 2007-01-24