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【優勝】キャプテン森崎48【エンディング】
[77]2 ◆vD5srW.8hU
:2015/06/01(月) 07:46:52 ID:5kKgHQ8Q
〜三杉 淳〜
そしてもう一人、激しいフィジカルコンタクトを前提とした攻撃的サッカーで知られる
プレミアリーグの門を叩いた元全日本ユースの選手が居た。
フィールドの貴公子、三杉は名門リバプールに入団していた。とある野望と共に。
監督「君がスカウトされてきたジュン・ミスギか」
三杉「はい。今後是非ともよろしくお願い致します」
監督「………」
礼儀正しく挨拶する彼に対し老獪そうな監督はほんの少しの間だけ黙り、ほんの少しだけ片眉を上げた。
三杉にはそれだけで十分だった。
三杉「随分ヒョロヒョロしているな。スタミナも平均以下の様だ」
監督「!?」
三杉「本当にこれでプレミアリーグでやっていけるのか…こんな所でしょうか?」
監督「…ああ、その通りだ。君も選手の分析をやっていたのかね?」
三杉「はい。日本代表では選手兼コーチの立場を監督に指名されていました」
監督「そうか…」
三杉は初対面の監督が彼に持った印象をズバリ言い当ててみせた。
指導者が選手を値踏みする視線と言う物を良く知っていた事、そしてそれ以上に彼には不向きではないかと
思われるプレミアリーグに挑戦する際に必ず言われるであろうと予想していた事項だったからだ。
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0ch BBS 2007-01-24