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【優勝】キャプテン森崎48【エンディング】


[91]2 ◆vD5srW.8hU :2015/06/04(木) 09:27:27 ID:SuVMKbK2
〜日向 小次郎、サルバトーレ・ジェンティーレ〜

日向小次郎が自分の戦場として選んだのは世界最強リーグとも呼ばれるセリエA。
そして自分の前線基地として選んだのは超名門のユベントスだった。

日向「…と言う訳で、ユベントスはセリエAで優勝した回数が最も多いクラブだ。
現在はミランに勢いで上回られているが、それを許してなるものかと奮闘している」

赤嶺「そ…そうなんですか(だからってあたしが何て言えば…)」

日向「…興味がないか」

赤嶺「(ぎえっ!ど、どうしよう、誤魔化したらヤバそう…!………あああ黙っている訳にもぉおお!)
そ、その、正直な話、あたし、サッカーの事全然分からなくて…ごめんなさい」

日向は現在クラブの練習用グラウンドまで移動しながらこれをイタリアまで連れてきた赤嶺に説明していた。
勿論赤嶺が来たがった訳ではないが、日向への恐怖故に従順な女と化していた。
彼女は日向の機嫌を損ねる事を恐れ彼女なりにサッカーを勉強していたが、付け焼刃で
プロ選手の日向との会話についていける訳がない。

日向「まあいい。今までソフトボールばかりだったんだろう。これから覚えていけばいい」

赤嶺「は、はい…頑張ります…(ううう〜、必死で覚えろって意味よねこれ…!
で、勿論ソフトボールなんかもうするなって事でもあって…あああ〜、
あたしの人生もうずっとこいつの機嫌取りだけ?沖縄に帰りたいよぉ…)」

このまま日向を失望させてしまっては現地のマフィアに売られてしまうのでは…
などと恐怖に焦る赤嶺だったが、彼女の認識はこの日劇的に塗り変えられた。


0ch BBS 2007-01-24