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【師よ】キャプテン霊夢30【あなたよりも疾く】
[576]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ
:2015/07/12(日) 17:03:01 ID:fiJ6dq42
その後も自分のチームと相手のチームの分析をし、明日の作戦を煮詰めていく。
と言っても大筋は決まっている為、最終確認のようなものだ。
一通り確認を終え、三人の間に無言の間が訪れる。
それを見計らったかのように、魔理沙が二人に視線を向け、口を開く。
魔理沙「アリス、にとり」
アリス「何かしら?」
にとり「ん、何?」
いつも以上に真剣みを帯びた魔理沙の声に反射的に返事を返す二人。
そこで魔理沙が取った行動は二人にとって全く予想もしなかったものだった。
魔理沙「……頼む!今更ではあるが私に力を貸してくれ!」
バン!とテーブルに手をついて二人に向かって頭を下げる魔理沙。
ほとんど頭をテーブルにぶつけそうな勢いで。
その剣幕の強さもそうだが、発せられた言葉の内容にも二人は困惑する。
アリス「ちょ、ちょっと力を貸すも何も、明日は決勝戦じゃない。今更何言ってるのよ」
にとり「う、うん、勝てるかは別として、全力は尽くすつもりだよ?」
魔理沙「ああ、それは分かってる。だが、今回は私は絶対に負けたくないんだ!
前回の試合も、その前の試合も私はほとんど何も良い所なく負けている。
……これ以上あいつに負けっぱなしは嫌なんだ!」
最後の一言は、まるで血を吐いているかのように二人には聞こえた。
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0ch BBS 2007-01-24