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1- レス

【真の】見上という名将の軌跡【黄金世代】


[562]見上とかいう名監督:2015/06/24(水) 20:57:10 ID:ui3zlDp2
修哲トリオの中でも一番の良識人と周りから認識されている滝は、
佐野とは合宿で同室という以外はそれほど関係が深いわけでもなかったが、
オーバーペース気味の彼を心配して声をかける。

滝「…なあ。何か悩みごとあるなら相談に乗るぜ?」

佐野「えっ?」

滝「いや、気に障ったならいいんだ。ちょっと余裕がなさそうな感じだったからさ。
   大してお前のことを知ってるわけじゃないけど、
   悩みがあるなら誰かに話すだけでも少しは気が晴れるんじゃないかと思ってさ。」

佐野「えっと、すみません。悩みがあるとかそういうわけじゃないんです。
    同じ代表の中に負けたくない選手がいて、その人につい張り合っちゃって…。」

滝「ああ、なるほど。そういうことか。
  (コイツのライバルって言うと同じ2年の新田辺りかな?
   確かにこの合宿でも大活躍してるし、佐野が焦るのも無理はないか。)」

佐野からの答えは聞いた滝は、
焦りの原因が深刻なものではないと知り安心しつつドリンクに口にしながら話を続ける。

滝「まあ、ライバルっても大事だよな。お互い切磋琢磨できるしさ。」

佐野「いえ。俺はまだあの人のライバルといえる存在じゃありません。
    そう…全国大会の準々決勝で俺達が敗れた、あの天才・来生さんのライバルとは!」

滝「ブホッ!!」



0ch BBS 2007-01-24