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【真の】見上という名将の軌跡【黄金世代】


[637]見上とかいう名監督:2015/06/26(金) 19:13:55 ID:nQNoxrSo
石崎「いやよう…。この合宿で改めて思ったんだがさ。
    若島津…それと認めたくねえけど、浦辺の実力は凄いぜ。
    少なくとも俺なんかよりはずっと上だしよ。正直最近思っちまうんだよ。
    俺なんかよりあの2人がキャプテンをやった方がチームが強くなるんじゃないかって。
    それに…」

石崎は思わず高杉達に弱音を漏らす。
この選挙戦は、南葛出身者が来生を除いても7名いる石崎にとって有利な選挙だった。
実際に旧南葛SCメンバーを中心に彼を支持する者も多く、現在も石崎が有利な情勢に変わりはない。
しかし、対抗馬と見られる若島津もそれに迫る固定票を確保しており、
浦辺もまた、この合宿中の練習で目立った成果を上げていた。
そして、それ以上に石崎は自身と2人の実力差を痛感しており、思わず心中を仲間に打ち明けたのだった。

だが、石崎が言葉を続けようとした時、井沢がそれを制する。

井沢「やめろ、石崎。俺達は南葛で一緒にプレイした上で、
    お前が一番キャプテンに相応しいと思ったから、お前を支持したんだ。
    それ以上の言葉は、俺達の信頼を裏切ることにもなる。」

石崎「な、なんだよ…。いつもは散々俺は頼りないって言って…。」

滝「……………」 高杉「……………」 山田「……………」

井沢の言葉に、石崎は悪態をつきそうになるが、
他の3人のがじっとこちらを見ていることに気づき、返す言葉を飲み込む。
3人も井沢と同じ真剣な眼差しをしていた。
自分達が言いたいことは井沢と同じだ、と言いたげな視線だった。



0ch BBS 2007-01-24