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1- レス

【真の】見上という名将の軌跡【黄金世代】


[652]見上とかいう名監督:2015/06/27(土) 13:45:51 ID:Go33aqpU
――約1時間後

若島津「……………」
山森「……………」

中西「(ハハハ…何やねんこれ…反則やろ。
    あんなえげつないキーパーからどうやって点を獲れっていうねん。)」

インテルの試合を見た選手達の中で、最も客観的にヘルナンデスの実力を推し量れたのは
おそらく同じキーパーであり、自身の代表でのスタメンは難しいと一歩引いてゲームを観察できた中西だろう。
その中西ですら出てきた感想は、呆れと乾いた笑いでしかなかった。

試合では、ローマの9番をつけたランピオンという選手がフィールダーで最も目立つプレイをしていた。
彼はドリブルやパスをとっても今の日本の選手達の最上位に位置していたが、
何よりも驚異的なのはその跳躍を生かした空中戦…火力としては、
立花兄弟がやっとのことで完成させ、その負担から使用回数も限られるデルタツイン以上のシュートが、
ランピオン単体の頭から放たれ、何発もヘルナンデスを襲うのであった。

しかし、そのシュートは1度たりともゴールネットを揺らすことはなかった。
おそらく現時点では日本選手の誰1人としてたたき出すことが困難な威力のシュートを、
ヘルナンデスは全て危なげなく処理していた。
それも確実なパンチングではなく、片手でのキャッチを披露し、味方のカウンターへとつなげる。
住友いわく、イタリアでは「黄金の右腕」と呼ばれるヘルナンデスの必殺技だそうだ。
そして試合は1−0でインテルが勝利し、映像が終わる。



0ch BBS 2007-01-24