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【影の役者】鈴仙奮闘記30【天才の相棒】
[331]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/07/24(金) 00:42:42 ID:AKStSBQo
輝夜「(えーりんが)とめるっ!?」
バァッ、バチイイイッ……!
故に、そんなシュートに反応して、辛うじて弾けた輝夜は間違いなく一流のゴールキーパーだった。
全力でのダイビングキャッチはこころのシュートの威力を減衰させ、高い軌道を描いて前方へと跳ね返る。
……無論。ここでルナティックス最大の危機は終わりではない。
バァァァァッ……!!
屠自古「布都が止め、こころが運び撃ったのならば。――そろそろ、この私も決めなくてはならん!」
グワァァァァァアッ……!
輝夜「あ、あんたもひつこいやつねぇ……! と、っとと……バランスが……」
鈴仙「ひ、姫様……!(どうしよう! ゴール前の屠自古が早速こころのこぼれ球に目を付けて飛び上がった!
あの恰好は間違い無く必殺の、『ガコウジサイクロン』なんでしょうけど。
……でも、妹紅がブロックに行っちゃった今はクリアに頼れない! いや、だけどあれは……!)」
中山「く、くそぉぉぉぉっ! ここで決められて堪るか!」
ダダダダダダダダダッ!
鈴仙「(――あれは、中山さん! 今回の勝負、辛うじてボランチの中山さんが戻ってくれそうね。
この辺りは、ペナルティエリアを固めて時間を稼いだ甲斐があったのかしら。だったら怪我の功名ってヤツね。
ともかく、中山さんが居るなら、さっきよりは大分マシになったけど……あくまでマシ、ってレベルかなぁ。
姫様の体力も気になるけれど。ここは……姫様にどんなセービングをしてもらうべきかな……?!)」
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0ch BBS 2007-01-24