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【影の役者】鈴仙奮闘記30【天才の相棒】


[431]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/07/28(火) 00:55:31 ID:FwGPTSVM
         鈴仙とてゐは佳歩を信じて、インビジブルデューパーを遥か天空へ放った。
       佳歩はその軌道を見て、得意げに頷き、――当然のように、ゴールバーを蹴って空中へと飛んだ。
           まるで、鈴仙が最初からこの軌道にボールを上げてくれると信じていたかのように。

                           川上「な、なんだ……コレ?」

              バッ! ダッ! バアァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!
              グワァァァァ…!  ……バギュウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!
          ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!
          ギュルギュルギュルギュル……バシュルルウッ!ギュンッ!ゴオオオオッ……ギュウウッ!

        永琳「あの複雑怪奇な『インビジブルデューパー』の軌道を……あの佳歩が一発で読み切って。
            しかもその上で、高空からヘディングで叩き落とした……! これは……『奇跡』なのかしら?」

               中山「(……いや。奇跡じゃない。これは――必然だ。完全に俺では無く。
                 鈴仙さんが中心になって引き起こした……完璧なる、必然だ!!)」

             鈴仙・てゐ・佳歩「「「――いっ……けぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーっ!!」」」


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0ch BBS 2007-01-24