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【影の役者】鈴仙奮闘記30【天才の相棒】


[548]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/05(水) 00:44:58 ID:???
――鈴仙だけが、理想的な部隊を形成出来ている訳では無かった。
全ての人妖(神子本人は微妙だが)が、種族、立場、感情などの垣根が無いかの如く理想的に動いていた。
つまり、中山指揮下の軍隊は、圧倒的劣勢ながらも、非常に高い士気を持続させていたのだ。

鈴仙「――さあ。追い詰めたわよ鬼人正邪! 嘘を吐き人妖を騙し、
そうやって今のようなクーデターまがいのテロを成し遂げた!」

正邪「ケッ、そうだよ! 全ては下剋上の為に仕込んだのさ!!」

神子「だが、貴様の覇道ももはやここまで。我が千年王国の礎となるが良い!」

カグヤファンB「カグロットォォーーーーーーーーッ!!」

バギッ! ズシャッ! バシュウッ! ドゴオオオッ!

正邪「や、やられた〜〜〜! くそっ、これで勝ったと思うなよーーーー!」

……そんな中、この襲撃の黒幕だった小物っぽい天邪鬼が一瞬にしてボコボコにされるのは、もはや必然。
切れ目無く回避不可能な銃弾、剣戟、殴打の弾幕に、反則アイテム無しの下級妖怪が叶う筈もなく。
果たして鬼人正邪と名乗った人騒がせ妖怪は、あっけなくしょっ引かれたのだった。

***

佳歩「み、みなさん凄いです!」

ウサギC「わたしが出てればぶっちゃけしゅんころだったけど、ひざにやをうけてしまってな……」

ウサギD「ほ、ホント!? 大丈夫Cちゃんっ!? そういえば膝小僧にばんそうこうがあるよっ!」

ウサギB「それは昨日かけっこして転んだ時の傷でしょ……」

つかさ「何はともあれ、けが人は無かったようでして。スタジアムは倒壊してしましたが……皆さん無事で何よりです」


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0ch BBS 2007-01-24