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【影の役者】鈴仙奮闘記30【天才の相棒】


[597]鈴仙奮闘記 ◆pXM64Uz50c :2015/08/09(日) 19:45:19 ID:fbshiDjU
>>595
乙ありがとうございます。
原作的に鈴仙は地味に強キャラだと思いますが、『地味に強キャラ』の域からは抜けられないイメージですね…。

【命名イベント・ウサギB】

ウサギB「……あっ、鈴仙さま、お疲れ様です」

鈴仙「ありがと。……何だか大変な事になっちゃったわね」

レミリアとの会話を終えた鈴仙は、続く準決勝第二試合。
紅魔スカーレットムーンズ対博麗連合2015の観客席で仲間達と合流した。
一番通路側に座っていたウサギBは、そんな鈴仙にタオルとスポーツドリンクを用意してくれていた。

ウサギB「あと、これが今大会における紅魔スカーレットムーンズの分析データです。
やっぱり、私達と練習試合をした時と比べて、チーム力が格段に成長しているみたいでした」

しかもそれに加えて、ウサギBは独自の分析データに基づき作られたレジュメを鈴仙に手渡してくれる。
新聞記者に憧れていて、情報収集を得意とするウサギBだったが、
こうして思えば、職業人的な気配りや手回しにも長けているのも彼女である。
守矢みらくるずへのスパイ工作で大きな成果を挙げてくれた事もあり、
鈴仙はウサギBに参謀として全幅の信頼を寄せていた。

鈴仙「……でも、凄い分析量ね、ホントに。どうやって、ここまで調べているの?」

ウサギB「えっと。それはまあ、色々とコネやらツテを使いまして」

鈴仙「(どんなツテなんだろ……)」

――ただ、その周到過ぎる仕事には恐ろしい裏がありそうではあるが。


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