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【影の役者】鈴仙奮闘記30【天才の相棒】
[659]鈴仙奮闘記 ◆pXM64Uz50c
:2015/08/15(土) 17:59:26 ID:???
森崎「チッ、何喧嘩してんだよあいつ等! 幻想郷の選手にゃプロ意識ってモンが無いのか!?」
天子「ないでしょ。だって私らプロじゃないし」
中里「……今更愚痴を言っても始まらぬでゴザるよ、森崎。 それに――敵は今や門前へと来たりっ!」
中里がそう叫ぶと同時に、森崎は怒りの矛をスッと収めて前方に視線を戻す。
そこには、先ほどまで攻勢を伺いボールキープに努めていたスカーレットムーンズの前線メンバー
――レミリア、パチュリー、フランドールの三名がバイタルエリアへと押し寄せていた。
パチュリー「(……試合は前半14分。アクションを起こすならば、今ね)……レミィ、行くわよ!」
レミリア「了解。フランも上がってなさい! まずはアンタに撃たせてあげるから」
サッ……。
フラン「(あのサインは、たしか……アレだったわね)――フフッ、待ちくたびれちゃったわ、お姉様!
私、早く博麗連合のゴールを粉々にしたいわぁ!」
ダッ!
実況「――パチュリー選手はボールを持ったまま、博麗連合のサイド深くへと切り込んでいきます!
そして、フランドール選手をペナルティエリア奥、ゴールの真正面へと向かわせました。
一方、レミリア選手はねじ込みに備えてか、やや離れた位置に陣取ります。
この位置取りからして、まずは同点に並びたいスカーレットムーンズ。
ここはフランドール選手の大型シュート・『495年の波紋』でゴールを狙う算段でしょうか!」
中里「そうはさせまい! 忍法……」
バシュウウッ! ギュウウウンッ! ――スカッ!
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0ch BBS 2007-01-24