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【影の役者】鈴仙奮闘記30【天才の相棒】


[673]鈴仙奮闘記 ◆pXM64Uz50c :2015/08/16(日) 02:09:39 ID:???
ボールを奪い取った咲夜はボランチの小悪魔へとショートパス。
少数精鋭の攻撃陣と、タレント不足を数で補う守備陣という、
敢えてアンバランスな布陣を敷いたスカーレットムーンズにとって、
ボランチとして守備と攻撃の楔を果たす小悪魔のポジションは重要である。

小悪魔「(ドリブルも教えて貰ったけれど、あれはほんの付け焼刃。
私にはやっぱりパス一芸しかない。それにしたってパチュリー様にも劣る。
だけど――このパスは私の……紅魔に懸ける想いです!)――『トップスピンパス』よ!」

グワァァァッ、バシュウウウウウウウウウウウウウウッ!
ギュルギュルギュルギュルッ……!

霊夢「……厄介なパスね。アリスが普通に撃ったパス程度の精度はありそう」

小悪魔が前線のパチュリーへと放ったトップスピンパス。その軌道上には霊夢が鎮座していた。
しかし小悪魔はそれを知った上でボールを要求し、パスを放った。
しかし、小悪魔自身、自分のポジションに対し誇りを持っていたし、それに相応しい実力もあったから、
彼女は――周囲の仲間達は失敗を恐れなかった。小悪魔は心の中でこう呟く。

小悪魔「(さっきは普通の人間がレミリア様のシュートを防いでいたけれど。
そうだったら、一介の名無し悪魔が博麗の巫女に勝っても良いじゃないの!)」

……が。現実は物語のように都合良くは運ばなかった。
確かに小悪魔の『トップスピンパス』は、霊夢単独によるパスカットにも匹敵する程の力を持っており、
実際に今回、魔理沙の事で集中出来なかったのか、霊夢は小悪魔のパス軌道を読み切れない様子でいたが……。


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0ch BBS 2007-01-24