※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【影の役者】鈴仙奮闘記30【天才の相棒】


[706]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/19(水) 00:59:20 ID:???
                   ド                           ン!!

                 地球の裏まで続く穴が開いてしまったかのような二歩目。
               パチュリーはこれで萃香の狙いを完璧に察知する事ができた。
           しかし、萃香が後はゴールへと向かうだけのボールに照準を合わせた時点で、
                       彼女に出来る事は失われていた。

      レミリア「……森崎は囮。本命はお前だったという事か。人間に正GKを奪われた乙な鬼は外面。
            弱いと見せかけその実、自分が最も得意とするポジションに居座る為の!」

  萃香「まさか。そんな野暮ったい事、この私がするもんか。森崎は正真正銘、私よりも強いGKだからそこに居る。
         だけど、博麗連合には私よりも強いDFは居ない。だから私はここに居る。それだけさ」

   グワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

          そして、ボールの後ろ側にいた筈の萃香は、あっという間に正面へと回り込んでいた。
     自身の身体を疎にして、妖力を爆発させた彼女にとって、自身からボールまでの三歩はあまりに短かった。

             萃香「この技にも制約がある。まず、タイミングが重要だから毎回は使えない点。
           そして、無理で道理をひっくり返す分、普通の『カウンターシュート』よりも消耗は大きい。
                  だけどね……! こいつはその分、まっこと強力だよ!

                         レミリア「…………ふん」

  レミリアの脳内に流れる不都合な運命。彼女は精一杯のしかめっ面で、それを歓迎する事しか出来なかった。
               萃香はゴールの奥深くでボールに動きを合わせ、こう宣言した。



                   萃香「食らいな。四天王奥義―――『三歩壊廃』!!


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24