※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【影の役者】鈴仙奮闘記30【天才の相棒】


[731]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/21(金) 00:55:38 ID:???

さっきまでの沈黙はどこへやら、レミリアはまるで妖精のようにかしましく後半戦への希望を語っていた。
それも、パチュリーが先程不可能と断じかけた得点への展望を込みで。

パチュリー「そう。それは良かった。
私も漸く、全力で総攻撃を仕掛ければ辛うじて1点は取れるという試算を出したばかりなの。
だからあんたのその希望的観測は間違いだと、早々に知れて良かったわ」

レミリア「んー? いつ私が総攻撃で2点を取るだなんて言ったか? 私はもっと色々と考えてたんだよ。
いいか、よおく聞いて……」

パチュリー「はいはい……」

子どものままごとに付き合う気持ちで、パチュリーは腰を屈めてレミリアの口元に耳を近づけた。
レミリアは悪戯を披露する子どものような喜色満面で、パチュリーにその戦術とやらを語っていく。
パチュリーは最初、呆れたような顔をしていたが……しかし途中で、その表情が真剣に変わっていった。

パチュリー「……それ、馬鹿っぽいけれど。存外に行ける気がするわ」

レミリア「でしょ? ほら、私の策で2点と、パチェの策で1点。これで3点だ。
後は中国がトチらなければ2−3で試合は終了。私達の勝ちじゃあないか」

陸「(しれっと朕にプレッシャー与えるなアル……)」

この絶望的状況を前に、なおも大胆不敵な態度を取るレミリアを中心に、
一度は破壊し尽された紅魔スカーレットムーンズの士気は回復していく。


レミリア「皆、この試合……勝つぞ! Forza SCARLETMOONS!!」

スカーレットムーンズメンバー「「「「「――おう!!!!!!!!!」」」」」


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24