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【見上ジャパン】見上という名将の軌跡2【発進】


[20]見上とかいう名監督:2015/07/05(日) 11:36:19 ID:SSFO710Q
山森「あの、よければ俺も一緒に探しましょうか?
    マリーちゃんという名前の女の子ですよね?」

ドイツ系の少年「しかし見ず知らずの人間にそこまで…、いや、すまない。助かる!」

結局少年の人探しに付き合うことになった山森。
話を聞いてみると、彼は西ドイツから妹や知り合い達とともにボルドーを訪れたらしい。
この練習場には妹と2人だけで訪問したそうだが、
途中で雑誌の記者達に捕まり、その対応に追われていた内に妹とはぐれてしまったそうだ。
とりあえず少年からマリーの特徴を一通り聞いた山森は、二手に分かれて彼女探すことにした。

山森「しかし雑誌の取材なんて凄いなあ…。
    力も凄かったし格闘技の少年チャンピオンか何かかな?」

誰に聞かせるでもない独り言を話しながら、山森は少女を探す。
それから数分ほど練習場内を探し回り、入り口の正門辺りにたどり着いたところで、
ちょうど練習場の外の少し離れた所に少年が話していた特徴と一致する少女の姿が見えた。

山森「(うん。あれがひょっとして探してる女の子じゃないか?
    お兄さんの名前を言えば信用してもらえるかな?確か名前はカール…)」

山森「ねえ、君!マリーちゃんかい?お兄さんが君を探してたんだけど。」

マリー「えっ?」

ブロロロロ…… ブーッ!ブッブーッッ!

少し声を大きくして練習場の外にいる少女を呼び止める山森。
不意に名前を呼ばれた少女は、その場で立ち止まりこちらの方を見るのだが、
呼び止めたタイミングが悪かった。
ちょうど道路の真ん中辺りで歩みを突然止めて、棒立ちになる形となり、
そこに車がクラクションを鳴らしながら突っ込んでくる。



0ch BBS 2007-01-24