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【見上ジャパン】見上という名将の軌跡2【発進】
[263]見上とかいう名監督:2015/07/11(土) 20:14:21 ID:iWj35w+6
@観客席
茶髪の少年「(一瞬スピードが落ちたな。相手のDFを意識しすぎたか?)」
シュナイダー「(だが、それでも十分な切れ味だ。しかもこの試合で初見のフェイント技。
並みのDFが相手なら反応もできないだろうが…。)」
浦辺「(いける…!ビデオで見たベストなプレーより若干動きが鈍い…!)」
ピエールにとっての誤算は、
ここ一番のドリブルが今までのような完璧なものではなかったこと、
目の前のDFが並みどころか世界屈指の守備能力を有していたこと、
事前にビデオで自身が徹底的に研究されていたこと、
そして、その全てがこの時、完全に噛み合ってしまったことだろう。
ピエール「(…何だこの嫌な感覚は。俺の動きが全て読まれている…そんな違和感がある!)」
スッ…!
後ろに下げたボールを方向転換させた先に、浦辺の足が滑り込むように伸びる。
その足はピエールからボールを掠め取っていた。
ピエール「バ、バカな…!」
@観客席
茶髪の少年「(あのDFやるな。)」
シュナイダー「(全日本のウラベ…か。)」
奪われたボールに触れることがかなわず、
ピエールはマルセイユルーレットの勢いのまま数歩先に進んでからその場に立ち尽くす。
この試合、初めてピエールがボールを失った瞬間であり、
世界のドリブラー、ストライカー達が浦辺を「警戒すべきライバル」として認識した瞬間だった。
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0ch BBS 2007-01-24