【飛び出せ】ミサト監督の挑戦6【次世代】

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[86]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o ：2015/07/29(水) 00:41:31 ID:???
ジャコウは、現在のアルバトロスについて資料を見ながら語った。
ジャコウ「問題点としては、自治体との関係と政治力の無さ。これは資金不足からスポンサー依存の体制を取らざるを
得ないということ。私が本部長として入るならば、ここにメスを入れる。」
アルバトロスの会計の健全化の一環として、リーグへの一時的な借金。そしてブランドイメージ。
ジャコウ「リーグへの借金が、嫌であれば…高見選手の伝手から伊集院財閥、碇選手の伝手からネルフ。
彼らのブランドから、金銭を投資してくれる事は出来よう。守伊選手の伝手で、クラウザーも協力をするであろうし。
ああ、璽音公国の王子もいるな。彼らと帝都だけでも宣伝効果は十二分ではないか。」
伊集院財閥に高見の保有権の半分を売り渡し、ネルフにはチルドレンへの補償を求め、クラウザーには興行のバックとして立ってもらう。
また、自治体の発展に璽音公国との姉妹都市化。景勝地であり住み易さをアピールしておけば、そのうちに定住者も出る。
璽音公国の国民性は実直な人が多く、移民としても問題はない。
ジャコウ「それに、ファルコを慕う人間も多い。ファルコの紹介から帝都の人材も来ようし…
興行とヤクザというものはセットだ。そこをクラウザーが仕切るとすれば、問題はまず起きない。」
その為の資金というものの捻出。それが先程のリーグへの一時的な借金だという。
借金が嫌であれば、次善の策も講じる。
どちらにせよ、まだ交渉していないので幾ら必要になるかはまだ未知数だというが。
ジャコウ「このアルバトロスには、幾多の可能性があるが、そこを一人で回していくのは時間的にも不可。
チーム運営について、私が影となり報告していく事により力になれないか、と言っている。
となれば監督はチームに専念が出来て、アルバトロスもより強化出来よう。」
冴え渡る頭脳。確かにこれならばファルコが助命嘆願を受けるのも理解出来る。
ミサト「……」
ミサトの出した決断は…

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0ch BBS 2007-01-24