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【飛び出せ】ミサト監督の挑戦6【次世代】
[939]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o
:2015/10/17(土) 12:37:19 ID:???
ゲンドウ「(最近ついてるなぁ。長谷川といい、カロッゾさんといい、仲良くなれそうな人に多く会う。)」
アノーベーカリーでパンを買い、足取り軽くゲンドウはネルフに向かう。
一つ試食をさせて貰ったが、実に美味しい。そして若夫婦も愛想よく、良い店だった。
冬月「碇、パンを買ってきたのか?」
ゲンドウ「ああ。お前も食え。」
冬月「では失礼して…。うむ、美味い。」
コーヒーを片手に、和やかに仕事が始まる。現在のネルフは、武力勢力から社会勢力にシフトしてきている。
何とか悪名を断ち切り、次世代の為の組織とするに当たり、やはり軋轢はつきものだ。
冬月「碇、ガラパゴスの現状を聞いたか?」
ゲンドウ「いや。」
冬月「ラクス一派が、ガラパゴスの経営に入ったらしいな。ティターンズは手を引きつつある。」
ゲンドウ「そうか。…ガラパゴスも大変だな。」
ラクス一派…蔑称、ラクシズ。テロリストの一派であり、世界の実権を握る事を野望としている。
ゲンドウ「しかし…何故ラクシズが?ガラパゴスなど取るに足りんだろう。」
冬月「敵情視察も兼ねているのだろうな。
彼女らにとり、大切なのはスポーツでなく実権…そのスポンサー狙いだろう。」
ゲンドウ「……嘆かわしい事だ。」
家庭ではマダヲでも、職務ではそうでない。ゲンドウは溜息を吐くとコンソールを見た。
冬月「ラクシズが経営をする、というならば、遠からずガラパゴスは壊滅するだろう。
奴らは世界のイナゴだ。食い尽くした後に何も残さん。武力のみのシーマ艦隊のほうがまだマトモだ。」
ゲンドウ「……対抗勢力は無いのか?」
冬月「ムーンレィスか、コスモバビロニアだろう。」
冬月はマヤに指示し、ムーンレィスのギム・ギンガナムを映す。
冬月「ギンガナムは、地上に足掛かりを欲している。コスモバビロニアもな。」
次に映る、コスモバビロニアのカロッゾ・ロナを見て…ゲンドウは腰を抜かしそうになるのを耐えた。
冬月「カロッゾ・ロナ。コスモバビロニアの指導者だが…
彼が何故地上に足掛かりを作ろうとするのかは分からん。選民思想の強い団体と聞くが。」
冬月は頭を捻る。
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0ch BBS 2007-01-24