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1- レス

【がんばれ】ライ滝第三十五話【甲児君】


[114]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2015/08/26(水) 22:34:26 ID:???
完全に勝ち確なのでこれが最後の判定→ダイヤ4
→政夫&和夫「「ウッキーッ!!」」 立花兄弟がやっとデルタツインシュートにこぎつける!


 逆転は出来ないにしてもせめて鉄之城に一矢報いたい。
 そう考えて試合再開に臨んだ秋田商工の選手達だったが、現実は中々に厳しかった。
 デルタツインシュートを打たせる為にも立花兄弟の体力は温存する必要があり、
必然的に得点圏までボールを運ぶのは他の者達の仕事となるのだが――

デューク「君達攻撃が売りのチームなんだよね? この程度で攻撃力が売りなの? ねえ、本当にこれが全力なの?」

秋田のMF(キャプテン)「ぐぬぬ」

 いかに攻撃力が売りとはいえ所詮は名無しモブ。
 後半も35分を過ぎるまで碌すっぽチャンスに漕ぎ着ける事が出来ていなかった。
 これ以上の追加点を奪われないようにするのが精一杯という哀れな体たらくである。
 しかし、アディショナルタイムに突入した後半40分、遂に秋田にチャンスがやってきた。

秋田のMF(キャプテン)「ええい、こうなりゃやけっぱちだ! ぬあああああっ!!」

デューク「ふっ、馬鹿め。何度来たって同じさ。僕が華麗に奪い取ってあげるよ!」

 やけくそになって突撃を図った秋田のキャプテンに対し、余裕の表情で迎撃に向かうデューク。
 だがデュークは気付いていなかった。ここまでのプレイで己のスパイクの紐が解けていた事に。


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0ch BBS 2007-01-24