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【がんばれ】ライ滝第三十五話【甲児君】


[136]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2015/09/01(火) 18:36:55 ID:???
>>135
本当に珍しく自重しましたね

果たしてデュークは自重するか→スペード10
→デューク「フフフ。沖田薫、全国屈指のドリブラーの称号は今日この場で僕が奪い取らせてもらうよ!」 珍しく普通の挑発だ


デューク「フフフ、君が沖田薫だね。噂はかねがね聞いているよ」

甲児(げ、こいつまた妙な事を言う気じゃないだろうな)

 例によってずずいと顔を出してきたデュークを前にして、いつもの様に余計な挑発をするんじゃなかろうかとボタン片手に身構える甲児。

デューク「今日の試合を僕はとても楽しみにしていたんだ。
     君の持つ全国屈指のドリブラーの称号、今日この場で僕が奪い取らせてもらうよ!」

甲児(あれ? 普通だ)

 しかし、意外な事にデュークが発したのはいたって普通の挑発であった。

沖田「君は確か……デュークだったね。俺も君の話は聞いているよ。変なマスクを着けた狂人だけど実力は確かだって。
   俺としても強敵との勝負は望む所だよ。勿論、返り討ちにしてあげるけどね」

デューク&沖田「「フ……」」

 二人は闘争心を剥き出しにしながらバチバチと視線で火花を散らす。
 こうして、鉄之城としては本当に珍しく極めて普通に両チームのエースは闘志を燃え上がらせるのだった。

甲児「いつもこうだと気が楽なんだけどなぁ……」


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