【がんばれ】ライ滝第三十五話【甲児君】

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【がんばれ】ライ滝第三十五話【甲児君】

[268]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 ：2015/09/20(日) 22:24:18 ID:???
泉→スペードA＋スラッシュシュート82＝83
甲児→ハートK＋ブロック79＋（マジンパワー＋2）＋（ギガントブロック＋8）＝102
→デュークだけに良い格好はさせないぜ！
ボスという名のポスト→ハート2＋パンチング75＝×
▼甲児がKを引いたのでドリブル、タックル、パスカット、ブロック、せりあい、サッカー経験値＋1
　甲児のブロック技は現時点ではこれ以上成長しません
▼甲児のブロックが80に到達しました。以降該当能力で覚醒した場合のみ能力が上昇します

泉（っ！　打ち損なった！？）

　ボールをインパクトした瞬間、泉は己のキックミスを悟る。
　後半10分過ぎでまだ時間に余裕があったとはいえ、やはりビハインドという状況に少なからず緊張感を抱いてしまっていたのであろう。

甲児「へへっ、そんなもんで俺から点を取るつもりだったのかよ。甘く見過ぎだぜ！」

　一方、甲児の方は味方の頑張りに応えようと良い具合に力が入っていた。
　甲児はボールの軌道を完全に見切ると、シュートコースに割り込み軽々とブロックに成功する。

沖田（泉の出来が悪かったとはいえあの動き……シュートに行かせたのは下策だったか。僕のミスだな。
　　　……次に攻める時は僕にしろ他の誰かにしろ一対一狙いで行った方が良さそうだ）

　この甲児の動きを見た沖田は自身の判断を悔やむが、今となっては詮無き事。
　彼はすぐに思考を切り替えると、守備の為に自陣へと引き上げて行くのだった。

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