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【がんばれ】ライ滝第三十五話【甲児君】


[341]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2015/09/28(月) 00:18:57 ID:???

沖田「抜く……!」

 ここまで負け続きとあって、デュークを突破しようとする沖田のモチベーションは相当に高かった。
 彼は正面を見据えると、目にも止まらぬ程の高速ステップで一気にデュークを抜き去りにかかる。

デューク「HAHAHA。残念だけど僕は滝君を相手に練習を積んできたんだ。
     滝君に比べたら君のドリブルなんてハエが止まっているような物だよ!
     そこだ、スクリュークラッシャー!!」

沖田「なっ、馬鹿な!?」

 しかし、今回は余りにも相手が悪かった。
 本人の言う通り合宿等で滝を相手に練習を行ってきたデュークにとって、
全力でない沖田のドリブルはそこまでの脅威ではなかったのである。
 更に甲児の退場がなんだかんだでやる気に火をつけたのか、デュークのモチベーションもかつてない程に高かった。
 これ等の相乗効果により、デュークは沖田の動きを完全に見切っており、
先読みをした挙句に必殺のスクリュークラッシャーで見事沖田を吹き飛ばしボールを奪い取る事に成功するのだった。

デューク「フッ、どうやら個人での勝負は僕の圧勝のようだね。このまま試合の方も勝たせてもらうよ!」

沖田「ぐっ……!(デューク・フリード、この借りは絶対に帰す……!)」

 吹き飛ばされながらもリベンジを誓って自分を睨みつけてくる沖田を尻目に、デュークはそのままドリブルを開始。
 当然のようにするすると守備陣を抜き去りあっという間にPAまで侵入する。目的は言うまでもなく一対一でのゴールだ。

デューク「いつもならここは分岐が発生する所だけど、今回は皆守備に下がっちゃってるからね。
     遠慮なく一対一を選択できるってわけさ。
     さあ行くぞ藤堂! 大人しく僕のハットトリックの礎になるがいい!」

藤堂「ちいっ、舐めるな!」


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0ch BBS 2007-01-24