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【がんばれ】ライ滝第三十五話【甲児君】


[887]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2015/12/21(月) 19:08:36 ID:???
>>886
この虎さんヒール街道を爆走してますねえ

あなたはだあれ→ハート7
→日向「お前らの事を正直見くびってたぜ。岬も中山もいなくなったってのにやるじゃねえか」


日向「よう。お前らの事を正直見くびってたぜ。岬も中山もいなくなったってのにやるじゃねえか」

浦辺「日向、テメエ……」

 南葛の選手達の元にやってきたのは日向であった。
 彼は意外な事に南葛の選手達の力を認めるような事を口にしながら健闘を称えてくる。
 だがその行動の意味する所が分からない程、南葛の選手達は日向の事を好意的に見てはいなかった。

井沢「フン。その上から目線で褒めてやるって態度が最高に気に食わないぜ。パルシット!」

石崎「どうせ自分達が負けてたら俺達の実力なんか認めもしないで恨み言をぶつけてきてたんだろ?
   分かるんだよお前の考えてる事なんてな」

日向「ククク、流石に分かるか。妙な勘違いするようなボンクラじゃなくて安心したぜ」

 自分に向けられている敵意などどこ吹く風と言った様子で、日向は勝ち誇った笑みを浮かべて井沢達の言葉を肯定する。

日向「だがテメエらの実力を認めたのは本当だぜ。おかげでこっちも慢心せずに済みそうだ。
   あんまりにも敵が弱いと気を抜き過ぎて海外連中との差が開きそうで不安だったんでな。
   今後とも俺達の練習台として有効に働いてくれよ、南葛」

 最後にクツクツと低い笑いを上げながら、日向は言いたい事は言ったとばかりにその場を後にするのだった。
 残された南葛の選手達は当然日向に対しての怒りを爆発させる。


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0ch BBS 2007-01-24