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【がんばれ】ライ滝第三十五話【甲児君】


[89]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2015/08/23(日) 21:45:34 ID:???

號「なんだ、プラズマサンダーでも十分な相手だったじゃねえか。全然手ごたえがねえ」

隼人「何度も言ってるが秋田の連中の守備力は紙だ。
   ちゃんと話を聞いてりゃ折角のお披露目を雑魚にする事もなかったろうに」

號「へーへー、俺が悪うございましたよ」

 このあまりにあっさりとした得点劇に、鉄之城の一同は得点を喜ぶ以上に相手の笊ぶりに拍子抜けした様子を見せ始めていた。
 1、2回戦が激戦だった事もあるだろうが、気分は完全にボーナスゲーム状態である。

甲児「(まあここまで楽勝ムードだと気を抜くなって方が無理かもなぁ。とはいえ言わんわけにも行かないか)
   おい、さっきも言ったがあんまり気を抜くなよ。まだ前半も半分以上残ってるんだ。
   油断してたらあっさり逆転される事だって十分あるんだからな」

 流石にこのまま試合再開するのは不味かろうと甲児が釘を刺すが、その言葉は例によってこの男には届いていなかった。

デューク「いやぁ、2点もリードしたんだし甲児君が凡ミスしなければ勝てるって。
     甲児君が凡ミスさえしなければね。大事な事だから二回言っt――アッー」

甲児「うるせえ。そんな事は分かってるんだよ。はぁ、胃が痛くなってきた」

 完全に聞く耳持たないデュークの様子に鳩尾の辺りを摩りながら、甲児は自陣へと引き上げて行くのだった。

ピィィィィィッ!!

 こうして前の試合からは想像も出来ない楽勝ムードの中、試合は再開される。


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