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【がんばれ】ライ滝第三十五話【甲児君】


[960]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/04(月) 21:03:22 ID:???
>>958
乙感謝です




士「中々苦労してるみたいだな。同情するぜ」

滝「士か……そういうそっちはそこそこ成果が出てたみたいじゃないか。羨ましいこったぜ」

 さて誰と交流を図ろうかと考えていた滝の元にやってきたのは、先程まで始やミストと共に練習を行っていた士であった。
 今回の練習でそれなりに成果を上げていた為か士の傲岸不遜な様子は普段の二割増し程度になっており、
中々練習の捗っていない滝はそんな士につっけとんな態度を取る。

士「大分捻くれてるみたいだな。ま、色々あったし無理もないか。
  だがまあお前がこの先相手にするのは所謂運命って奴だ。
  お前にそれに対抗するだけの力があるとはいえ、運命ってのは手強い。そして全力でお前を潰しに来るだろう。
  この程度の仕打ちは今後も続くだろうし、覚悟はしておいた方が良いな」

滝「それが本当なら気が滅入る話だぜ。ったく……」

 来るワールドユースにて全日本が優勝し、それと同時に滅亡するというこの世界の運命。
 それに抗える力を持つ滝は世界にとって異物その物であり、この世界は容赦なく滝を排除しに様々な障害を用意するはずだ。
 士の言葉に滝はガックリと項垂れた。全治二ヶ月の重傷を負うような危機がこの先も続くなど全く冗談ではない話である。
 そうして落ち込む事ひとしきり。滝は頭を上げると士に向かって話題を切りだした。

滝「……ま、落ち込んでても仕方ないか。なあ士、ちょっといいか?」

士「なんだ?」


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