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【新章】きれぼしサッカー3【突入!?】


[102]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/11(日) 18:29:40 ID:PO3CBzys
あずみ「気持ち良かったわ。お次にどうぞ」

とは言え、入浴後のあずみの姿も岬にとってかなりの刺激となった。
胸元から股上までをバスタオルで巻いただけ、それもさほどに大きいものでは無いため、
歩くたびにヒップまでバスタオルの縁がそよぎ、岬を困惑させてしまっていた。

岬「そんな恰好でよく平気でいられるね。心配とかしないの」

声に震えはなく表情も平静を保ったまま、明日の天気はどうだといった様に答えたのは
同年代の少年で岬でしかできなかっただろう。
そうした澄ましぶった岬に対し、あずみは小悪魔然とした笑みと口で答える。

あずみ「そりゃあ、相手が岬くんだもの。紳士で優しい岬くんはそんな事しないって信じているから」

ニヒヒと言った擬音が文字になって浮かびそうな笑顔を見せられた岬は、
心の動揺を苦笑いで押えつつ、その後の彼女の揶揄も聞かずに風呂場に向かった。
シャワーを浴びながら混乱を抑え暴発を阻止するかのように、岬はあずみへの愚痴をこぼす。

岬「(知ってはいたが、なんという女だろうか。僕といえど思春期の青年、
あんな事をすれば望む想いも出てくる。それを完全にキープできる事も知っていて、
反応を楽しむために、傍目にはあんな危険な事を平然とやってのけるなんて)」


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