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【新章】きれぼしサッカー3【突入!?】


[225]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/11/03(火) 21:14:46 ID:KIadJXgo
森崎「(やわらかいなあ、あんな堅い事言ってたとは思えねえな。おっ、キョトンとしてるぞ)」
陽子「(えっ、キス!?森崎くんが、私に……)」

ブラジルで交わしたファーストキスと比べ、唇全体に触れ圧力をはっきり感じる森崎のキス。
陽子の体に衝撃が走る。だがその衝撃が何かと理解する前に、森崎は唇を離してしまった。

何もわからぬままに離れた森崎に向け、陽子はポカリとするばかりだった。

森崎「ピシッとした顔も良かったけど、やっぱりこっちの顔がいいな」

陽子「顔って……あっ」

森崎の言葉を受けてようやく、陽子は自分の表情と感情に意識が向く。
それと同時に、告白とはいえあれ程の事を想い人につげてしまった気恥ずかしさ、
その相手からのキスによるときめきが鮮烈に心へ働きはじめ、たちまちにして
陽子の顔を上気させてしまった。

陽子「何よ、いきなり人前でこんな事してくるせいじゃない」

それでも何とか声が上ずらず、変に甘えの色も見せずに言い返す陽子に
森崎は内心感心しながら、自らの言葉をこう締めた。


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