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【新章】きれぼしサッカー3【突入!?】
[264]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ
:2015/11/08(日) 12:09:29 ID:FPrU1eW6
ドアを開け、衝立を押しのけ、鏡台にたたずむ陽子と早苗の姿が目に入った時、森崎と翼はまたも硬直した。
陽子と早苗も同じく、ハッとした表情で何も言えなくなり、
時がたつと共に輝きを増すように見える瞳をじっと向けながら、良人を見つめ続けていた。
森崎・翼「(可愛い……)」
マーメイドラインのウエディングドレスを身にまとい、そっと手を前に重ねる陽子を見て、
魂が掻き消えてしまったかのように見惚れていた。そして、
清楚な純白の衣裳でありながら陽子の蠱惑的な腰や胸のくびれが艶めいて映り、
マスカラを通してキラキラとまたたく視線を目に取った森崎は、
危うく陽子に襲いかかってしまいかねない程に衝動が体中を駆けめぐるようになっていた。
対する早苗は、不安げにブーケをこそりと指でいじくりながら、おずおずと翼を見上げている。
ふんわりとしたスカートの上にちょこんと上半身を立てて見つめる姿は、人間というより妖精であった。
陽子と早苗もまた、良人の姿に見とれていた。ピシリとしたタキシードに身を包み、
颯爽とした様子で現れた想い人を見て、ほとんど直感的に決心していた。
陽子・早苗「(私のパートナーはこの人しかいない……)」
かあっと体が熱くなり、心臓が嬉しそうにトクトクと震える。
慎みをかろうじて乱さないようにグッと顔を前に向けながらも、
胸が一杯になり、何も話す事が出来ないまま、ただただ見つめあうばかりであった。
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0ch BBS 2007-01-24