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【楽園の未来】鈴仙奮闘記31【映す試合】


[105]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/09/09(水) 01:15:48 ID:???
可愛らしく上品に頬を膨らませるつかさの頭を撫でたい衝動に駆られつつも、
鈴仙はもう一つ気になる事を聞いた。

鈴仙「……ところで、Dちゃんは良かったの? いつも一緒だったじゃない。
てっきり、今日の特訓にもDちゃんを誘うのかと思っていたけれど」

つかさ「――Dちゃんは置いていきます。練習はしましたが、
ハッキリ言って、あの子は付いて来れないと思いますから」

つかさは毅然とした表情で答えた。
それは普段ウサギDを妹や娘のように可愛がっているつかさとはかけ離れているが、
鈴仙にはそれが、どんなに厳しい特訓をしてでも、博麗連合という壁に打ち克ちたいという、
つかさの決意とウサギDに対する愛情の表れであると思えた。

鈴仙「(……つかさも凄いわね。自分よりも強い者に対して、
卑屈になる事も諦める事も無く、ただひたすらに勝ちたいと思う。ぶつかってみたいと思えるなんて。
私も勿論その覚悟がある――と、思っていたけれど。それは本物なのかしら……)」

――つかさが明確な意思を見せる一方。
鈴仙は、今日の博麗連合の試合を見てモヤモヤとした感情を抱いていた。
強い意志と高い実力を持ち、たゆまぬ努力を重ねる選手達の姿を見て。
自分は果たして今、彼女達のように輝けているだろうかと自問自答を重ねていた。


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