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【楽園の未来】鈴仙奮闘記31【映す試合】


[119]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/09/09(水) 23:30:34 ID:g/Ix9O0E
――ゲシッ、ガシッ、ボガボガッ! ドガッ、バギッ、ボゴッ!

つかさ「ぐ、グワアアッ!も、もっと……もっと……です、鈴仙さま。この程度じゃ、終われませんっ!」

鈴仙「ええ、言われなくても分かってるわよ!(――ところで、何の練習だったっけ。これ。
というかそもそも、これって何かの練習なんだっけ……?)」

――鈴仙とつかさとの特訓はシンプルながらも熾烈を極めた。
軽い総合練習の様相を示していたのはごく最初だけであり、
実戦形式のシュート/ブロック練習が鈴仙とつかさの互いの熱情に火を付けて、
最終的にはボールも使わず鈴仙がつかさの顔面にキックを繰り返すという、
傍目には鈴仙による一方的リンチとしか思えないような惨状となった。

つかさ「はぁ。はぁ……はぁ……! もう少し。もう少しです……!」

鈴仙「(つかさ……凄い。あれだけ撃ち込まれて、まだガッツを残している。
実戦においてはそこまで体力がある方とは言えないつかさだけど。
だったら現に今発揮している、あの子の底知れぬガッツの源は一体何なの?
……何だか、知れば知るほど、余計に底知れなくなるわね。つかさったら)」

先ほどあれだけはしたないのは嫌と言っておきながら、
いざサッカーとなると自らの身を全く厭わず、自身を傷つけてまで鍛えようとするつかさの姿勢に、
鈴仙は畏怖の念すら覚えるも――結果として、この特訓らしき何かは効果があった。
それが分かったのは、鈴仙がつかさの顔面に千度目のダイレクトシュートを撃ちこんだ時の事だった。


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