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【楽園の未来】鈴仙奮闘記31【映す試合】
[138]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/09/10(木) 23:55:46 ID:???
E:先の試合での約束通り、つかさがチルノに会いに行く手伝いをする。
鈴仙「……よし、特訓までした間柄だしね。今日はつかさに付き合いますか」
先の聖徳ホウリューズ戦の合間にて、気になる選手としてチルノの名前を挙げたつかさ。
今度つかさがチルノに遭いに行く際の同行を約束した鈴仙は、
早速約束を果たしに行こうとつかさの部屋の襖をノックする。
つかさ「はい……あっ。鈴仙さま。昨日はどうも、ありがとうございました」
静かに襖を開け、ワンピースの裾をつまみながらペコリとお辞儀するつかさ。
そこには叫びながら顔面キックを要求する、クレイジーガッツマンの要素は全く消え失せていた。
真っ赤なトマトのようになっていた顔は既に元の端正な美少女の顔立ちに戻っており、
鈴仙はつかさの豹変ぶりに恐怖すら覚えた。
鈴仙「えっと……その。ねぇ、つかさ。こないだの約束の事なんだけど……今から早速、出かけてみない?」
つかさ「――! は、はい。喜んで!」
部下に恐怖しているという事実を隠す為に、鈴仙は無表情を貫いて早口でつかさに申し出た。
つかさはそんな鈴仙のある意味では素っ気ない態度。
しかしその中でも約束を果たそうとする誠意と優しさを感じ取ったつかさは、鈴仙の言葉に大きく喜んだ。
つかさ「でも、本当に良いのですか? 鈴仙さまだって、練習とか、したい事もあるでしょうに……」
鈴仙「……別に良いのよ。私だって、昨日はあれでもつかさに救われたんだから」
それは嘘では無かった。
昨日の試合で霊夢と魔理沙が魅せた信念を、レミリアとパチュリーが示した誇りを前にして、
自分は果たして彼女達のように輝けているのか、鈴仙は少し自信を失いかけており。
そんな後ろ向きな発想をする自分を、とりあえず前へ前へと推し進めてくれたのは間違いなく、
つかさの華奢な身体に溢れる「ガッツ」だったからだ。
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0ch BBS 2007-01-24