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【楽園の未来】鈴仙奮闘記31【映す試合】


[151]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/09/12(土) 00:44:19 ID:xyT/n8C2
C:何をするにも一旦休養だ。近くにあるアリスの家に行き、休息を取らせて貰うようお願いする。

鈴仙「……外に出ても合流できる保証はないし。
それなら、ここ付近で休める場所に行った方が良いかもしれないわね……」

大妖精「で、でも。瘴気が立ち込める上、光もロクに射さない暗い森に、そんな都合の良い場所なんて……」

鈴仙「――確かに少ないけれど。あてならあるわ」

鈴仙はそう言って、過去に自分が魔法の森を訪れた時の事を思い出す。
確かに魔法の森は普通の人間や妖怪なら寄り付くべき場所ではないが、
しかしそんな森にも、物好きによる住まいはある程度あった筈だという事を。

鈴仙「アリスさんの家がここから近かった……ような気がするわ。そっちに行きましょ」

つかさ「人形師さんの家に行くんですね。
人里の子ども達からは、誰とも慣れ合わないクールな人と思われてるみたいですけど。
だけど、悪い魔法使いじゃないと思いますし。私は賛成です」

鈴仙「(そんな風に思われてるんだ……アリスさん。
きっと友達を作りたいけど、プライドの高さがそれを邪魔してるんだろうなぁ。
――提案しといてなんだけど。本当に大丈夫だったかなぁ……アリスさんちに行くの)」

七割の期待の中に三割の不安を抱きながらも、
しかし今さら退けないような気分になって、鈴仙は撤回せずに大妖精とつかさを連れて、
魔法の森の中でも少し明るく綺麗な場所にある、洋風の一軒家へと飛んで行った。


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