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【楽園の未来】鈴仙奮闘記31【映す試合】
[152]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/09/12(土) 00:45:54 ID:xyT/n8C2
*****
アリス「あら……。こんな所に来客とは珍しい。どうしたの、迷子?」
鈴仙「アリスさん。台詞はクールですけど顔がニヤけてますよ」
アリス「う、五月蠅いわね! これは脊髄反射よ!
……そ、それより。そうした事なら放っておけないわね。上がりなさいな」
タッ! シュパッ! ススススッ!
つかさ「(凄い! 外面は平静(?)を装いつつも、テキパキとした動きで来客をもてなす準備をしているっ!?)」
――そして結論として、アリスは鈴仙達一行を快く受け入れてくれた。
氷精とはぐれた迷子の妖精を保護したが、酷く弱っている。暫く休ませてほしい――。
そうかいつまんで状況を話した鈴仙を尻目に、アリスはウキウキとした様子で、
無駄に大量に並んでいるお洒落なマグカップに積もった埃を落としたり、
何故かある簡易ベッドのメイキングまで始めていた。
鈴仙「あ、あのー。私達はちょっと休憩させて欲しいだけで、別に泊まったりするわけじゃ――」
アリス「あら? 何か言ったかしら?」
鈴仙「(い、言い辛い……。あんなに楽しそうな顔をしている人の期待を、裏切りたくない……)」
明らかに鈴仙達の要求以上の好意を示してくれるアリス。
根っこがごく普通の小市民的な鈴仙は、こういう善意を踏み倒す事がすこぶる苦手である。
言いたい事も言えずにそうこうやっている間に、アリス宅の小奇麗な狭いリビングは、
ちょっとしたティーパーティ会場へと様変わりしていた。
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0ch BBS 2007-01-24