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【楽園の未来】鈴仙奮闘記31【映す試合】


[223]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/09/16(水) 00:47:38 ID:???

永琳は淡々と説明をする。
曰く、森崎の腰はもはや、彼の限界を超えたスーパーセーブに伴い生じる負担に耐えられない。
これまでは恐らく、痛覚を遮断して負担にも辛うじて耐えて来たようだが、
今となりとうとう、森崎の成長に腰が物理的に追いつかなくなった。
だから、薬があろうとも、森崎が今のプレーを続ける限りは……問題は解決しない、と。

永琳「……貴方がまだブラジルに居たとしたら。その成長速度は緩やかである代わりに、
腰の痛みもここまで致命的に至らなかったかもしれないけどね」

森崎「…………」

そんな不都合な事実を突きつけられても、森崎は未だ気丈だった。
これは彼の人並み外れた精神力の賜物であるかもしれない。
しかし森崎は永琳の結論を聞くと黙って立ち上がり、診療所を後にした。

鈴仙「あ……あのっ! せめてお薬なら、今でも処方できますけど……」

森崎「いらねーよ。そんな薬飲んだら、却って痛みに耐えられなくなる」

タッ……。

そう冷静に言ってのける森崎だったが、その後ろ姿には先程までに感じられた覇気が無く。
どちらかと言えば、自分のような凡人にも近いような、焦りとか不安と言った要素すら感じられた。


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0ch BBS 2007-01-24