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【楽園の未来】鈴仙奮闘記31【映す試合】


[225]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/09/16(水) 01:04:34 ID:???
森崎「ケガをしないスポーツ選手なんて何処にも居ないんだ。大事な試合の為には無茶をするのもプロの仕事の内だぜ」

中山「……ならば、最初からこんな所、来なくても良かったんじゃないか?
勝つためならあらゆる手段を尽くすお前が、決勝戦の敵の居城に行き、
自身の症状と弱点をカミングアウトするなんて事、する筈がない」

何となく騙されたような気がして、中山は負け惜しみのようにそう言った。
無論、そこには中山が純粋に感じた疑問も紛れていたが。
森崎は意気揚々とそれに応えてくれた。

森崎「それは簡単だ。まず一つに、お前が信頼して長期宿泊しているようなここの真面目な住民が、
今更セコイ真似をして症状を誤魔化す事や、試合本番になって弱点を集中的に突いて来る事は無いからだ」

仮にそうして来てくれた方が、だまし討ちのし甲斐があって助かるけどな…と、
森崎は暫く冗談っぽく笑う。しかし、その直後に彼の表情は真剣になる。
「こういうのはあまり俺らしくないが――」と、彼らしくない前置きに、
中山は再び表情を曇らせるが、それこそ杞憂だった事を悟る。


森崎「宣戦布告だよ、中山。全国サッカー大会の県大会決勝戦。あれの決着を付けようじゃないか」


何故なら、その時の森崎の表情からは、最大最強の親友にしてライバルと対峙する事への、
この上ない喜びと戦意の高ぶりが感じられたからだ。


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