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【楽園の未来】鈴仙奮闘記31【映す試合】
[242]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/09/17(木) 00:25:06 ID:O8bUNuM2
鈴仙の不安は、結論から言えば半分杞憂だった。秋姉妹の焼き芋屋は未だに存続していた。
ただし、さつま芋のシーズンであるにも関わらず、客はほぼ不在だったため、
「まだ」存続しているだけに過ぎないのかもしれないが。
穣子「もぉー! 久しぶりに来てくれたと思ったら。鈴仙って冷たいのね!」
静葉「まぁまぁ穣子。折角好意でやって来てくれたのだから。……おいくつですか?」
鈴仙「……あー。と言っても。私はチケットを使いに来ただけなのよね」
鈴仙はそう言って、くしゃくしゃになった新聞の切れ端を二人
……いや、後ろで言いたい事も言えずに黙っている反町を含めると三人に突きつける。
秋の神々二柱と交際しているにも関わらず、彼はどこまでも謙虚だった。
穣子「あ! それまだあったんだ! 良いよ〜! ……はい、どうぞ!」
そうしている間に、穣子は元気よく鈴仙に焼き芋を一つ手渡してくれた。
流石に無料なだけあって、サイズは慎ましやかだったが文句は言えない。
そんな鈴仙に対し、間髪入れずに静葉は流暢にセールストークを始める。
静葉「……宜しければ焼き芋、他にも買っていきませんか?
滋養強壮、虚弱体質の改善にも繋がる、当店の栄養満点焼き芋。
身体の弱い子が食べたら、体力やフィジカルが、ほんの少しだけ強くなる! ……かも、しれないわよ?」
穣子「あくまでおまじない程度だけどね〜。鈴仙みたくタフな子が食べても、あんまし意味無いかも……」
反町「(買わないにしろ、俺達と雑談でもいいぞ! ……とか、明るく言えた方が男らしいのかなぁ)」
鈴仙「(ワイワイガヤガヤ……ってのは主に反町君のせいで違うけれど。
この三人。本当に仲良さそうで良いわねぇ……何と言うか、永遠亭のウサギ達並に癒しだわ。
――静葉さんがたまにチャキって来そうで怖いけど)」
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