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【楽園の未来】鈴仙奮闘記31【映す試合】


[314]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/09/20(日) 12:09:25 ID:???

輝夜「さ、そろそろ時間よ皆! バナナはおやつに入んないんだからね!」

鈴仙「姫様、遠足に行くんじゃないんですよ。もっと緊張感を持ってください!」

パスカル「なに。決勝の大舞台でここまで緊張しないゴールキーパーも、逆に頼もしいじゃないか」

――そうして、時間となった。
玄関に集まった永遠亭ルナティックスのメンバーは、緊張をほぐす為の軽い談笑を楽しみつつ、
そのまま徒歩で妖怪の山モリヤスタジアムへと向かう。
長い距離ではあったが、妖怪や人間とすれ違う事は殆ど無く。
恐らく、その全てが今日の決勝戦を観戦しに、既に出払って居る事が推察された。


〜妖怪の山モリヤスタジアム・エントランス〜

ワイワイ、ガヤガヤ……

佳歩「う。うわぁ……凄い人だかりです。今までとは、比べものにはならない位……!」

慧音「人間や妖怪、神々や亡霊までもが集まっているな。
地平線が人で埋め尽くされている光景なんて、私は始めて見たぞ」

鈴仙「(狭いスタジアム中に萃まる、雑多だけど膨大な感情のエネルギー。
これが……サッカー。これが……中山さんやパスカル君。森崎達にとっての戦場……)」

そしてその推察通り、スタジアムは幻想郷や冥界、旧地獄に魔界など。
様々な種類の人間や妖怪達が一同に会していた。
何千種類もの気質や波長が入り乱れて混じり合うその光景は、
さながら大魔術を行う為の壮大なサバトか何かのようにすら鈴仙には思えた。
――と、そんな中。鈴仙の耳に、元気だが優しげで、温もりのある女性の声が聞こえて来た。


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0ch BBS 2007-01-24