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【楽園の未来】鈴仙奮闘記31【映す試合】


[35]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/29(土) 02:03:16 ID:???
そこからの睨み合いはまさしく一瞬。
しかし対峙するパチュリーと超モリサキにとっては永遠にも等しい時間だった。
ドリブルで突破するか、シュートに向かうか。はたまたキックフェイントで本命はレミリアか。
理性を捨てた獣の如く、両者は言葉も忘れて感覚を研ぎ澄ませ――。

パチュリー「……―――!!」

 グワアァァァァッ……!!

まず最初に動いたのはパチュリーだった。
眼光を光らせ、理性を失った状態でも尚的確なコースを瞬時に割り出し、
全く無駄の無い、効率的で洗練されたシュートフォームを取る。
その動きこそは地味であるが、威力は絶大。
パチュリーの秘密兵器とも称される、『クワッドスパーク』の構えだった。

超モリサキ「……チッ。シュートか!」

そしてそれは、ドリブルに備えていた超モリサキにとっては悪い知らせだった。
このコンマ数秒で既に全身はドリブルボールを包み込むよう大きく飛び出ており、
通常の動きではパチュリーのシュートに対応するのは不可能に思えた。

咲夜「(今の動き……超モリサキ君はドリブルに備えた!
そしてあの体格を見るに。
彼はセービングは一流でも、フィジカルの強弱や体格が大きな差を生む、一対一までもが得意かどうかは怪しい!
――パチュリー様の意図が未だ掴めませんが。これは――とうとう私達に貴重な1点が―――!?)」

――そのため、紅魔スカーレットムーンズを含めた周囲の者が、今の咲夜のように考えるも当然だった。
パチュリーは自分の身体をも犠牲にした策略――あるいは純粋な思いの爆発により、
今大会最強GKを打ち負かす事ができる。出来るに決まっている……と。

超モリサキ「ぐおおお……っ!」


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0ch BBS 2007-01-24