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【楽園の未来】鈴仙奮闘記31【映す試合】
[478]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/09/25(金) 00:53:12 ID:???
鈴仙「(勝つ……勝ちたい。師匠や姫様の命令でも何でもなく。
私は。中山さんと近しい、この森崎という存在を越えてみたい……!!)」
――ゴオオオッ……! ギュンギュンギュンギュン!
森崎「(……このシュート。俺のセービングや中山のブロックと似てるな。
ただ巧いだけじゃない。熱と心のある、強いシュートだ。だが……)――その程度で俺を超えると思うなっ!」
ギュン……ゴオオオオオオオオオオッ!
森崎「……うおおおおおおおっ!」
バアアアアアアアアアアッ、グワアアアアアアッ!!
シュートが急加速してゴールネットに飛び込む直前。
森崎は全身をバネのように使い、無理やりに身体をボールへとねじ込んだ。
萃香による一瞬の減衰が無ければ不可能だったその芸当は、しかし依然不可能に近い。
森崎はバネにした全身を鋼のように固める事で、漸くそのボールの進行を防いでいた。
鈴仙「……決まって。……きまってぇぇぇぇぇっ!」
森崎「ふざけんな。……あきらめん。……あきらめん、あきらめん……!!」
空中でボールに全身を押し込みながら、森崎は執念でゴールを防ぐ。
音速を越えた波長を放ち回転するボールはさながらプラズマ弾の如き高熱を放ち、
鈴仙の呼び掛けに応じて森崎の全身を焦がしていくが、しかしそれでも森崎は諦めない。
だが――それは鈴仙も同じである。勝負は最終的に、二人の意地比べとなった。
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0ch BBS 2007-01-24