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【楽園の未来】鈴仙奮闘記31【映す試合】


[489]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/09/26(土) 01:20:36 ID:???
D:「どうかしら。これであんたも私に釘づけになったんじゃない?」好戦的に。


鈴仙「――永遠亭ルナティックスは、中山さんだけのチームでは無い。
よそ見をしてるんだったら。その隙に私の瞳で、あんたを火傷させてあげるよ」

鈴仙はここで、敢えて仲間に対してでも無く、自分自身に対してでもなく、森崎に対して勝気にそう言い放った。
それはこれまで森崎が自分では無く中山に対して注目を向けていた事への、ちょっとした嫉妬だったのかもしれない。
赤い瞳を輝かせて、鈴仙は森崎を見つめながらこう続けた。

鈴仙「……ここまで言えば。あんたも、私に釘づけになったんじゃない?」

森崎「ああ、なったよ。お前のあまりの痛さと残念さにな。
なんだよ、あんたを火傷させるって。今時、中学二年生でもそんな痛いフレーズ思いつかないぞ」

鈴仙「な、なんですって……。私のセンスは月でも評判だったのよ!?」

それに対し森崎は不敵に笑いながら悪意を籠めつつ、しかし短く応える。
過剰に反応をすれば鈴仙を喜ばせる結果になる事は、これまでの経験上良く分かっていたからだ。
そして案の定、攻撃はともかく口撃は未だ不得手だった鈴仙は、あっさりと崩れて狼狽えていた。
――しかし。
そんな中でも鈴仙のこのシュートは。この力強い一言は。森崎の意識を知らずの内に大きく変えていた。

森崎「(やってくれるぜ。だが……次はない。
次こそ、お前がショックで失禁するシーンを見て、爆笑してやるぜ。――鈴仙)」

森崎は心の中で眼前の少女の名をハッキリと呼んだ。
森崎にとっての鈴仙は、中山の周囲に転がる路傍の石では無くなっていた。

*森崎の評価値が上がりました。
*鮮やかなゴールを決めた事で、人気が大きく上がります。87→90
*貴重な先制点を挙げた事で、永琳印象値が上がります。53→54


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0ch BBS 2007-01-24