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【楽園の未来】鈴仙奮闘記31【映す試合】


[508]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/09/27(日) 00:06:25 ID:GpgZTJCY
★博麗連合の作戦→ スペード10 ★
スペード→霊夢「……私が暫くボールを持って、それからゲームメイクするわ」

霊夢「……それなら。私が」

アリス「――霊夢」

名乗りを挙げたのは霊夢だった。
先ほどまでどこか惚けて虚ろだった風に見えた彼女は、既に正気を取り戻していた。

霊夢「私が暫くボールを持つ。それで敵を少しでも釣り出せたら良し。
そうじゃないにしても、確実に攻め上がれる環境を作れればなお良し。
――自惚れじゃないと思うけど、私が一番こういうチャンスメイクが得意だからね」

アリス「的確に自身を評価しているのね。だったら任せるわ」

霊夢「ありがと」

霊夢は短くアリスにそう言って、センターサークル近くへと向かっていく。
そこにはもう、友人との距離の置き方に悩む、不器用な思春期の少女の姿は無く。
ただ中立的に、機械的に秩序を保つひとつの装置が在るのみだった。
そして――。



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