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【楽園の未来】鈴仙奮闘記31【映す試合】


[51]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/31(月) 00:44:47 ID:4P85cf0A

シュウウウウ……。
ズキッ。ズキズキッ……!

森崎「……ッ!(――ぐ、ぐあっ……!? やべぇっ、無理しすぎたか)」

霊夢「……ドンマイ、森崎。今の失点はしゃあないわ。私でも多分取られてたし」

森崎「……あ、当たり前だろ? 萃香だったら、今頃2、3失点はしてるだろうな
(よし。痛みはまた引いたな。今度、どこかで看て貰った方が良いかもな……)」

萃香「へっ。人間風情が偉そうな事を言うねぇ〜。……ま、妥当な実力診断だと思うけどさ」

衣玖「――とはいえ、状況は依然こちら有利です。
あちらは1点を引き換えに、中盤の要であるパチュリー・ノーレッジを犠牲にしました。
後はそれぞれがそれぞれの仕事さえすれば、負ける事は無いと思いますが」

紅魔スカーレットムーンズが明らかに今のゴールで調子づき、士気を向上させた一方。
博麗連合は依然余裕を失ってはいなかった。
レミリア達は確かに森崎を一枚上回る策で点を奪ったが、
逆に言えば彼女達ですら、自らの身を削った奇策でしか点を奪えなかった。
その森崎の体力も大きく削られたが、まだ大きなプレーに支障が出る程ではない。
衣玖が言ったとおり、焦らず各自の仕事をこなしていれば、勝利は充分容易いのである。

魔理沙「…………」

霊夢「――先に言っておくけど、キックオフで『ファイナルスパーク』は無しよ。
そんな事しよう物なら、こっちから先にタックルでボールを奪っちゃうんだから」

そんな中、レミリア達の華々しい活躍を苦々しげな表情で眺めていた魔理沙は、
焦りとも苛立ちとも取れる表情でボールへと向かったところで、霊夢に制止された。
魔理沙は再び親友への悪態を何か考えようと唇を噛んでいたが――今回は喧嘩に発展する事は無かった。


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0ch BBS 2007-01-24